水が溜まっている膝の痛みの症例

症例146 奈良県奈良市在住 60代女性

水が溜まっていまる膝の痛みの症状

今回の症例は元々右膝の痛みで来られていた方ですが膝が治癒してからは3か月に一度ケアで来られていました。
今回来られた時は右膝は良い状態を維持できていましたが、左膝が痛いと仰られたので確認すると膝が腫れて水が溜まっている状態でした。
動きを観てみると膝を曲げるのも辛そうでした。
詳しくお話をお聴きすると最近左足首を捻り痛みは無いが違和感が残るということでした。
1か月後にダンスの体験会を申し込んでいるのでそれまでになんとかしたいというご希望がありました。

水が溜まっていまる膝の痛みの整体

「整体1回目」
捻った側の足首を診ると歪みがあり正常な着地と体重移動が出来なくなり、膝に過度な負荷がかかったため膝に水が溜まり始めたと推察しました。
施術は足首の歪みを調整することから始めました。
その後に超音波治療器で膝に溜まっている水を散らしていきました。
「整体2回目」
この回からは足首と膝関節の矯正と筋膜リリースを行いました。
超音波治療器で膝に溜まっている水を散らすことも行いました。
「整体4回目」
この回は足首の歪みも改善し違和感も消失しました。
「整体5回目」
膝の腫れも緩和してきて、膝を曲げる時の痛みは消失しました。
膝を曲げる時のつっぱり感と少し膝の水が残存している状態です。
「整体6回目」
ダンスの体験会に参加することができたと喜んでおられました。
次回から膝の施術を以前のようにケアに切り換えることにしました。

水が溜まっていまる膝の痛みの考察

今回のような膝に溜まっている水は注射器で抜かなくても、整体で引いていくことは良く観られます。
慢性化してしまっている水は注射器で抜いてもまた再発することが多くあります。
当院のこれまでの整体の現場での実感は膝の痛みや腫れ等の原因は膝関節以外にもあることがほとんどであると感じています。
膝関節以外の原因を見つけそれを取り除くことが改善と再発防止の早道だと考えています。

膝の痛みについてはこちら

 

たけもと接骨院・整体院
〒636-0073
奈良県北葛城郡河合町広瀬台3丁目6−3 アルプス 1F
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院長 武本昌史(柔道整復師)

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